大森南朋、13年ぶり三池組で23歳の引きこもり青年に!リリー・フランキーはホームレス!?
「別冊少年マガジン」(講談社)で連載された人気漫画を、三池崇史監督が実写化する映画『神さまの言うとおり』の追加キャストが発表され、大森南朋とリリー・フランキーが出演することがわかった。大森は2001年の『殺し屋1』以来、13年ぶりの三池組参加となる。さらに大森は現在42歳の年齢にもかかわらず、「衣裳合わせのときに三池監督から『23歳くらいだから』と言われたんです」と今作で青年役に挑戦することも明らかにした。
ある日突然、命懸けの不条理なゲームに挑戦することになった高校生たちの奮闘を描く本作。主人公の高校生・高畑瞬(たかはたしゅん)役を福士蒼汰、瞬の幼なじみでヒロインの秋元いちか役を山崎紘菜が務めている。そのほか、染谷将太、優希美青、神木隆之介が出演する。
大森が演じるのは、一連のゲームの情報をネットで調べている引きこもりの若者タクミ。大森は同役について「今回の役はすごく太っている青年なんです」と説明。また「以前監督の映画『殺し屋1』に出演させていただいたときもとんでもない役だったので、さすがの三池組だなと思いました」と青年役のオファーが来たことに驚きを見せつつも、「たまに、『変な気持ち悪いおじさんが出てきている』くらいの気持ちで観てもらえればと思います。そして『え? あれ大森さん?』くらい驚いていただければと思います」と意気込んでいる。
長髪のホームレス役に決定したリリーは、三池組と聞き「台本も読まずに『やります』とお返事しました」とオファーを快諾したという。「ホームレスの格好は結構似合うだろうな」と自信満々なコメントを寄せるとともに、「三池監督は面白いですよね。台本通りにはならないのも魅力の一つだと思いますし、どんなタイプの映画でも三池監督の映画になりますからね。撮影というより『セッション』させていただいているという感じです」と撮影に胸を膨らませているようだ。(編集部・井本早紀)
映画『神さまの言うとおり』は11月15日より全国東宝系にて公開