ビリー・ワイルダーとレイモンド・チャンドラーの奇跡のタッグを描いた舞台がオフブロードウェイで上演!
映画『プリティ・ウーマン』『ニューイヤーズ・イブ』などで知られるゲイリー・マーシャル監督が、オフ・ブロードウェイの舞台「ビリー・アンド・レイ(原題) / Billy And Ray」で舞台監督を務めることがVarietyや複数のメディアによって明らかになった。
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これは今年の秋にニューヨークのヴィニヤード・シアターで上演されるハリウッドコメディーを題材にした作品で、そのストーリーは、映画『お熱いのがお好き』『アパートの鍵貸します』を手掛けた巨匠ビリー・ワイルダー監督と小説「さらば愛しき女よ」「かわいい女」などを執筆したレイモンド・チャンドラーがタッグを組んで、作家ジェームズ・M・ケインの小説「殺人保険」を共同脚色し、映画『深夜の告白』を作り上げた過程が描かれるそうだ。『深夜の告白』はフィルムノワールの先駆け的な作品として高く評価されている。
ゲイリー・マーシャル監督は、1993年にジョージ・C・スコット主演のオフブロードウェイ作品「ロング・ターン・アット・ラングフィッシュ(原題)/ Wrong Turn at Lungfish」を手掛けて以来、21年ぶりのオフブロードウェイ作品になる。
同舞台は、今年の10月2日にプレビュー公演が行われ、10月20日から上演される。 (細木信宏/Nobuhiro Hosoki)