全て劇場初公開!風化を防ぐ「福島映像祭2014」9月開催
福島原発事故にまつわる映像を上映する「福島映像祭2014」で、劇場初公開となる12作品を一挙に上映することが決定した。
昨年9月に第1回が開催された本映像祭は、福島原発事故の風化を防ぐことを目的に、福島の現状を映し出した作品を上映するもの。映画だけでなくテレビ番組や一般市民による生活の記録まであらゆる映像を上映することが特徴である。
今回上映される映画作品は、昨年の本映像祭で話題を呼んだ『福島 生きものの記録 シリーズ1 ~被曝~』の第2弾にあたる『福島 生きものの記録 シリーズ2 ~異変~』や、フランス人監督によるドキュメンタリー『Gambaro (Courage!)』、本映像祭では初の劇映画となる『物置のピアノ』のほか、『南相馬市原町区 ぼくの町の住人』『3 PORTRAITS and JUNE NIGHT』『無知の知』の6作品。
さらにテレビ部門では昨年も参加した福島放送のほか、名古屋テレビ、毎日放送(大阪)、RKB毎日放送(福岡)、琉球放送が初参加し、「自主避難」や「保養」、「中間貯蔵施設」といった普段なかなか目にすることのないテーマの番組など、バリエーション豊かな6作品が上映される。(編集部・吉田唯)
「福島映像祭2014」は9月20日から26日までポレポレ東中野、スペース&カフェ ポレポレ坐にて開催