アカデミー賞受賞作に日本人美女が出演していた!『グレート・ビューティー』で妖艶美
第86回アカデミー賞外国語映画賞をはじめとして各国の主要映画賞を総なめにしたイタリア映画『グレート・ビューティー/追憶のローマ』に日本人のSaraWaka(サラワカ)さんが出演していることがわかった。カットの憂き目に遭い出演時間はわずかになってしまったものの、『イル・ディーヴォ -魔王と呼ばれた男-』『きっと ここが帰る場所』で世界最注目の監督になったパオロ・ソレンティーノ本人の面接をパスして役を勝ち取ったという。
SaraWakaさん出演シーン!映画『グレート・ビューティー/追憶のローマ』本編映像
サラワカさんは、イタリア生まれ、イタリア育ちで、現在はパリでソルボンヌ大学大学院に通う日本人。ソレンティーノ監督の面接をパスして「歌って踊れるシンガー」の役をつかんだものの、撮影1週間前にクラブに遊びに行って足を骨折。一度は出演を諦めかけるも監督の「足を折ろうが何だろうがサラワカは出演しないとだめだ」の一声で本作に出演することになった。最終的には出演時間は予定していた3分から3秒ほどに削られてしまったものの、本編ではソファーに仰向けになって歌うサラワカさんの姿がばっちり確認できる。
『グレート・ビューティー/追憶のローマ』は、60代の作家ジェップを主人公にしたイタリア映画。優雅な生活を満喫しながらもどこか空しさを感じていたジェップが、初恋の女性の訃報をきっかけに、ローマの街をさまよいながら人生について考える様子を華麗なる映像美で描き出す。主演は『ゴモラ』『眠れる美女』などのトニ・セルヴィッロ。(編集部・市川遥)
映画『グレート・ビューティー/追憶のローマ』は8月23日よりBunkamuraル・シネマほか全国順次公開