緊急会見!ハリウッド映画が日本でクランクイン!K・スチュワート、礼儀正しくエネルギーに満ちた日本が大好き!
映画『トワイライト』シリーズのクリステン・スチュワートと、『X-MEN:フューチャー&パスト』のニコラス・ホルトが2日、4日より日本でクランクインするハリウッド映画『イコールズ(原題) / Equals』の緊急製作発表会見を都内で行い、それぞれ撮影に懸ける意気込みを熱く語った。メガホンを取るドレイク・ドレマス監督、マイケル・プラスプロデューサーも同席した。
本作は、人間の感情が根絶してしまった近未来を舞台に、愛に覚醒した男女の葛藤と逃避行を描いた異色のSFラブストーリー。クリステン、ニコラスと共に主演を務めるのは『ハート・ロッカー』『プロメテウス』のガイ・ピアース。また、プロデューサーの一人として巨匠リドリー・スコットが名を連ねる。
いよいよクランクインを迎える今の気持ちについてクリステンは、「準備期間がかなりかかりましたが、監督と共にプロセスを楽しんできた。今はすべてを受け入れ、とてもエキサイティングな気持ち」と興奮気味。さらにロケ地となる日本の印象については、「日本はエネルギーに満ちていて、とても礼儀正しくきちんとしている。この2点は他の国と違うところ。わたしはそんな日本が大好きです」と絶賛した。
また、今回演じる役については、「感情を持てない世界で感情を持ってしまい、それを隠しながら生きる女性を演じていますが、普通に生きていても感情が邪魔をして、壁にぶち当たり、引きこもることもある。そういった意味では自分とオーバーラップする部分はかなりあるかもしれない」と分析した。
一方、クリステンの恋人を演じるニコラスは、感情のない世界について「実生活の中でも感情がなければいいな、と思うこともあるが、それはやはり安易な逃げ道。いい時も悪い時もすべてを感じて生きていくのが人生だと思っている」と持論を展開した。
なお、28日まで行われる予定の日本での撮影について、ドレマス監督は「現代ミニマム建築や美しい原風景、禅も撮影に取り入れようと思っている。衣装? とってもセクシーさ!」と、一部を明かしたが、近未来世界と日本がどのように結びつき、かつてない異世界が展開するのか、いまから期待がふくらむ。(取材:坂田正樹)
映画『イコールズ(原題)』は2015年アメリカ公開