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能年玲奈は天然じゃない?

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天然キャラじゃない!? 能年玲奈
天然キャラじゃない!? 能年玲奈

 女優の能年玲奈が6日、都内の中高校で行われた主演映画『ホットロード』の試写会に共演の三代目J Soul Brothers登坂広臣と共にサプライズで登場した。能年は学生時代にバンドを組んでいたと明かすなど、意外な一面を続々と披露し、会場を驚きの声で包んだ。

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 能年と登坂の登場に300人あまりの女子中高生が集った会場は一時騒然。興奮のあまり泣き出す生徒もいる中「かわいい~!」「かっこいい~!」の“二重奏”が響き渡り、能年は少し驚きつつも、「皆さんの学校にお邪魔させていただき、ありがとうございます」とはにかんだ笑顔で声援に応えた。

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 天然キャラとして、その言動が注目される能年。この日も自身の中学時代の制服について、露出が多かったのか「布が少なかった」と表現し、かわいい制服姿の学生を前に「目の保養になる」と顔をほころばせ、不思議な能年ワールドを展開。

 ところが、本作で演じた孤独な14歳の少女・和希の話になると「自分の軸をブラさずに演じたいという思いがあった。原作ファンの期待を裏切らず、軸を通すことが難しかった」と天真爛漫(らんまん)なイメージとは違い、芯の強い女性を匂わせる発言。その真摯(しんし)な姿勢は登坂にも伝わっており、「撮影中は役に没頭していてストイックなイメージ」と評されていた。

 さらに、将来の夢が決まっていないという生徒からアドバイスを求められると、「自分の好きなことに貪欲になって、頭で考えず、飛び込んでみればいい」と先輩らしく背中を押す意見も。そして、中学時代はバンドでギターを担当しており、今でもたまに弾くと明かすなど、いつもとは違う能年の魅力を垣間見せた。

 本作は、1980年代に若者から絶大な支持を集めた、紡木たくによる伝説的少女コミックの映画化。母に愛されず行き場のない不安を抱える少女(能年)と、バイクに命を懸ける心優しい不良少年(登坂)の切なくも激しい純愛を描く。(取材・文:鶴見菜美子)

映画『ホットロード』は8月16日より全国公開

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