ティム・バートン、ピースのコスプレ絶賛!「何やっている人かわからないけど」
映画『シザーハンズ』や『アリス・イン・ワンダーランド』など個性的な作品を世に送り続けているティム・バートン監督の展覧会「ティム・バートンの世界」の記者発表が5日、都内で行われ、オフィシャルサポーターを務めるお笑いコンビ、ピースの又吉直樹と綾部祐二がそれぞれエドワードとマッドハッターのコスプレで登場した。
「それぞれ好きなキャラクターをご提案させていただきました」(綾部)とジョニー・デップも演じたキャラクターになりきって登場した二人。綾部はメイクに1時間もかけ、相方の又吉より20分早く現場入りしたという力作で、オフィシャルサポーターへの抜てきにも「映画も好きだったので光栄です。そんなにテレビでも(ティム・バートンが好きだと)言ったことがなかったので、お話を頂いたときには、マジっすかって思いました」と気合十分。
『シザーハンズ』の主人公エドワードにふんした又吉も「人とうまく接することができないけど、心優しくて。みんなもっと好きになってあげてほしいな」と共感を語りつつ、両手のハサミをチャカチャカと動かし「実際につけてみたらわかるけど、お弁当も食べられないし本も読めないし不便」と語って笑いを誘った。
また、バートン監督から二人に向けたビデオメッセージも上映され、「彼らの格好はすごく似合っているし良いと思うよ。何やっている人かわからないけどね」とウィットに富んだコメントも。展覧会に合わせてバートン監督の来日も予定されているといい、綾部は「突撃して、作品にちょい役でもいいので出させてもらいたいですね。最終的にはハリウッドデビューが夢なので、ティム・バートンの作品でデビューできたらこんな最高なデビューはないですから。通行人Aでもいい」と対面を熱く希望していた。
同展はティム・バートン監督の芸術活動を深く掘り下げた内容で、スケッチやデッサン、オブジェ、手紙など貴重な資料をおよそ500点展示。オリジナルグッズも発売予定となっている。(中村好伸)
展覧会「ティム・バートンの世界」は2014年11月1日から2015年1月4日まで森アーツセンターギャラリーにて開催