松田聖子をカバーした「アメアイ」出身歌手、急死 35歳
オーディション番組「アメリカン・アイドル」の第7シーズンでファイナリストだった、歌手のマイケル・ジョーンズさんが、現地時間8月1日に亡くなった。35歳だった。TMZ.comなどが報じた。
死因は、足首にできた血栓とみられている。亡くなる前日、マイケルさんは足の痛みから医者を訪ねたが、特に異常はないと診断されたとのこと。しかしその翌日、彼は友人宅で遺体となって発見されたという。
29歳で「アメアイ」に出演したマイケルさんは、審査員のサイモン・コーウェルに「白人のソウルシンガーのようだ」と高評価を受けた。惜しくも同番組では8位で脱落してしまったが、その後音楽プロデューサーのデイヴィッド・フォスターに才能を買われ、2009年にはデビューアルバム「それでも僕はあきらめない、この手で夢をつかむまでは」をリリース。アルバムの日本版には、松田聖子の「抱いて...」を英語でカバーした楽曲が収録されている。
サイモンを含む「アメアイ」の元審査員や友人たちが、哀悼の意をツイッターなどで表している。(澤田理沙)