岡田将生、女装ポールダンサーに!広末涼子とセクシー衣装を披露
岡田将生と広末涼子が、映画『ROOKIES -卒業-』やテレビドラマ「とんび」の平川雄一朗監督が手掛ける映画『想いのこし』で、ポールダンサーにふんしている場面写真が公開され、岡田がメイクをばっちりと決め、ピンヒールを履きこなしている様子が明らかになった。
本作では、成仏できぬ事情を抱える4人の幽霊(広末、木南晴夏、松井愛莉、鹿賀丈史)に出会った史上最低のダメ男・ガジロウ(岡田将生)が、彼らが遺(のこ)した大金と引き換えに、ウエディング衣装で結婚式を挙げたり、男子高校生に熱い告白をしたりと、それぞれの人生最後の願いをかなえていくさまが描かれる。原作は小説「彼女との上手な別れ方」。原作者の岡本貴也は、映画版の脚本も担当している。
劇中で広末が演じるシングルマザーでポールダンサーのユウコの願いは、この世に残した息子の誤解を解くこと。その望みをかなえるため、ガジロウは女装姿でポールダンスを踊ることになる。全体の撮影期間の約3分の1の期間を費やしたというポールダンスのシーンでは、岡田と広末がきらびやかでセクシーな衣装を身にまとい、ピンヒールで迫力あるポールダンスを披露する。
二人は、史上初のポールダンス世界大会「MISS POLE DANCE 2005」で初の世界チャンピオンとなったREIKOの指導のもと、体中にあざをつくりながらも特訓を重ねたという。二人は当時の練習を振り返り、「ポールダンスを見たときにとても輝いていて華やかな世界だと思いました。 しかし、自分の体でやってみると、思っていた以上に動かずジタバタしてしまいました。 先生に丁寧に教えてもらいつつ、自分としても一生懸命取り組みました」(岡田)、「ひどいあざと痛みにひたすら耐える練習の日々でした。セクシーな美しさの影には、文字通り“汗と涙”の努力が必要なのだと痛感しました」(広末)とコメントを寄せている。さらにプロのポールダンサー役である広末は多忙なスケジュールの中、約3か月の練習で難易度の高い技を習得したという。
また岡田は、「当たり前かもしれませんが、この作品を通してものすごく自分自身と向き合い努力しないと、人前に立てないとあらためて痛感しました。仕事というのはものすごいエネルギーがないとできないことだと思いました」とも付け加えている。劇中では、結婚式直前にこの世を去るルカ役の木南や、同級生に告白できずに亡くなった女子高生のケイ役の松井もポールダンスに挑んでいる。(編集部・井本早紀)
映画『想いのこし』は11月22日より全国公開