広末涼子、市村正親、板野友美ら豪華声優陣が追加発表!サンリオ『くるみ割り人形』
サンリオが製作する実写人形アニメーション映画『くるみ割り人形』の声優キャストが追加発表され、広末涼子、市村正親、藤井隆、大野拓朗、吉田鋼太郎、安蘭けい、由紀さおり、板野友美が声の出演を果たすことが明らかになった。
ハローキティ40周年記念作品『くるみ割り人形』フォトギャラリー
本作は、1979年に公開された同名アニメーション映画にCGや3D技術などを加え、全く新しいミュージカルファンタジーとして“リ・クリエイト”したハローキティ40周年記念作品。きゃりーぱみゅぱみゅの美術演出と世界観作りを担当しているアートディレクター・増田セバスチャンが初監督を務める。先日、鮮やかな人形の国に迷い込む主人公・クララの声を有村架純が、クララと運命の出会いを遂げる若き将校の声を松坂桃李が演じることが明らかになっていたが、このたび新たに8名のキャストが発表された。
声優初挑戦にして、ふたつ頭の白ネズミ女王・マウゼリンクス夫人を演じる広末は、「初めての声優への挑戦で、こんなに面白い役にチャレンジさせていただけて光栄です。歴史ある作品に最先端の映像美も加わり、どんな作品に仕上がるのか私もワクワクしています」と喜びのコメント。クララの亡くなった両親の親友で、クララの庇護(ひご)者であるドロッセルマイヤーをはじめ、一人四役を演じる市村は「愛のエキスがギュッとつまっている映画です。『アナと雪の女王』の先駆けがこの作品のような気分に、演じていてなりました。主人公のクララは自分の身を投げ打って、愛をまっとうしますから」と作品に自信を見せた。
そのほかマウゼリンクス夫人の息子・シュヌルル王子を藤井、クララに助言をする謎の“女”占い師を『インシテミル 7日間のデス・ゲーム』の大野、人形の国の王様を「花子とアン」にも出演する吉田、王様に仕える大臣を元宝塚の男役である安蘭、クララの世話役となる婆やを由紀、そして、クララとそっくりな人形の国のマリー姫を元AKB48の板野が演じる。
製作サイドによると、「アニメーションの枠に留まるのではなく、舞台やミュージカルをイメージした」といい、プロの声優とはまた違う世界観を演出するためにベテランから若手までさまざまなキャストを起用。「キャストのうち半数が(本格的な声優)初挑戦ということで初々しさも残る中で、生命力が感じられる独創的なキャラクターを生み出せた」と明かしている。(編集部・中山雄一朗)
映画『くるみ割り人形』は11月29日より3D / 2D同時公開