壇蜜、吉原遊郭の娼妓役でNHK朝ドラ！
グラビアアイドルの壇蜜が、NHK連続テレビ小説「花子とアン」に吉原の娼妓（しょうぎ）・雪乃役で出演することが明らかになった。そのセクシーさで知られる壇蜜だけに「NHKのしかも朝の番組ということで、わたしには縁がないと思っていたので、うれしいです」と率直な気持ちを明かし、「第21週（8月19日放送）から登場しますが、わたしが出てきてもまずはびっくりしないで見てください。驚かずに見守っていただければ幸いです」と視聴者に呼び掛けている。
「花子とアン」は、小説「赤毛のアン」の翻訳者・村岡花子の半生を描いたヒューマンドラマ。ヒロインの花子には吉高由里子が、花子の生涯にわたる友人の葉山蓮子には仲間由紀恵がふんしている。
壇蜜が演じたのは、作家として活躍していた蓮子に影響を受け、遊郭から逃げ出して蓮子のもとを訪ねる吉原の娼妓という役どころ。壇蜜は「時代背景をしっかりとたたき込んで収録に臨みました。とても光栄に思いますし、また、歴史の中の1ページを再現させていただくことに思いを込めました」と並々ならぬ熱意を持って撮影に挑んだようだ。
加賀田透チーフプロデューサーは壇蜜の起用理由について「時代の制約の中、女性として自分らしく生きたトップランナーが花子や蓮子なら、彼女たちに触発され、自由に目覚めた女性たちの代表が、壇蜜さん演じる雪乃です。壇蜜さんの持つ、凛とした強さとパッションが、苦境の中から自分の力で新しい人生を切り開こうとする雪乃と重なりました」と説明している。（編集部・市川遥）
NHK連続テレビ小説「花子とアン」は放送中
壇蜜演じる雪乃登場回は第21週の122回（8月19日放送）と123回（8月20日放送）、また第24週にも登場予定