セカオワ、SaoriとFukaseはよくケンカ?意外な理由を笑顔で告白!
人気バンドSEKAI NO OWARI(以下、セカオワ)が8日、初の映画出演作となる『TOKYO FANTASY SEKAI NO OWARI』の都内で行われた先行上映イベントに出席した。この日は、セカオワファンで会場は超満員。さらにはサプライズゲストとして、メンバーとも交流のある人気お笑いコンビ、ウーマンラッシュアワー(村本大輔・中川パラダイス)も駆け付け、終始笑いの絶えない温かなイベントとなった。
セカオワの代表曲「スターライトパレード」をファン全員で大合唱し、メンバーを舞台に迎え入れると、会場には割れんばかりの歓声が鳴り響いた。まず、Nakajinが、「撮影が4月だったので、やっと公開、という感じですが、皆さんの感想が楽しみです!」と口火を切ると、Fukaseは、「これはデビュー前から一緒にやってきたマネージャーの夢。映画を撮って全国を回りたいとずっと言っていた」と感無量の様子。47都道府県での公開も決まり、まさに全員の夢が実現した形となった。
また撮影についてSaoriが、「役者さんってこんなに早起きなんですね!」と感心すると、DJ LOVEは、今回メガホンを取ったフランス人監督ラファエル・フリードマンについて「基本的に台本がなく、現場で思い付いたことをやれ、と言われました」と独特の撮影法を述懐。さらに「OKが出たので振り返ると爆笑しているんですよ。でも、(劇中でその映像が)使われていたから良かった」と当時を振り返った。
トークが中盤にさしかかると、ウーマンラッシュアワーがサプライズゲストとして登場。Fukaseがお笑いライブに来た縁でメンバーとの付き合いが始まったという村本が、「4人は本当に仲が良いの?」とメンバーにツッコむと、Fukaseを中心に「幼なじみなんでね。一緒に住んでるし、休みの日も一緒に旅行へ行って人生ゲームをする」と回答。するとSaoriは、自分とFukaseを指しながら「この二人はよくケンカするんですよ。目が気に入らないとか。でも、NakajinとLOVEさんは怒ったことがない」と笑顔で明かしていた。
タイトルとなった『TOKYO FANTASY』とは、同バンドが進化する中でたどり着いた、狂気と幻想とリアリティーと日本という自分たちのアイデンティティーの源泉と世界へ向けた挑戦への強い意志を言葉にしたもの。同作は、そんな彼らの根底にあるテーマの映像化を試みた意欲的なドキュメンタリーとなっている。(取材:坂田正樹)
映画『TOKYO FANTASY SEKAI NO OWARI』は8月15日より全国公開