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素直すぎる主演女優…映画の内容は「よくわからなかった」

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800名以上が参加したオーディションで主演に抜てきされた上白石萌音
800名以上が参加したオーディションで主演に抜てきされた上白石萌音

 9日、東京・お台場エリアで開催中の「お台場新大陸」で周防正行監督最新作『舞妓はレディ』のスペシャルステージが行われ、オーディションで800名以上の参加者の中から主演に抜てきされた上白石萌音と、映画にちなんだ舞妓衣装に身を包んだハローキティが「舞妓はレディ音頭」を披露した。

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 直前のリハーサルでは雨がぱらついていたものの、本番ではピタッとやみ、大勢の観客の前で3曲のミニライブとトークを行った同イベント。上白石が1曲目の主題歌「舞妓はレディ」を観客の前で披露するのは初めてで、歌い終えると「もう、緊張しました。まだバクバクいっています」と胸をなでおろしつつ、「(今まで)何十回も歌いましたけど、映画とは違ってこうしていろんな方がいてくれると楽しくなります」と高揚感たっぷり。

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ハローキティ
ハローキティも歌って踊った!

 2曲目の劇中歌「これが恋?」からはキティも参加。キティとは7月にフランス・パリのジャパンエキスポで行われた同作のステージで共演した仲で、ステージ上でハグも交わし「パリに行ったときからのお友達です」と紹介。キティの手拍子と一緒に楽しそうに熱唱すると、最後は「舞妓はレディ音頭」をキティと共に歌い踊って会場を盛り上げた。

 また、映画の感想を聞かれると「監督やスタッフさんには申し訳ないですけど、よくわからなかったんです」とコメント。「自分が演技をしている姿を見たり、最後に全部つながった作品を観たときに頭の中が混乱してしまって、監督に『どうだった?』って聞かれても、『よくわかりませんでした』と言ってしまいました。でも、きっと楽しい映画だと思います」と初々しくも正直な気持ちを語る上白石の姿に、観客からは「かわいいー」と声援が上がっていた。

 同作は『Shall we ダンス?』など数々の名作を手掛けてきた周防監督が、舞妓をテーマに撮り上げたドラマ。周防監督が20年前から考え続けてきた企画で、とある少女が舞妓を夢見て京都の花街に飛び込み、立派な舞妓を目指し成長していく姿を歌や踊りを交えて描く。(中村好伸)

映画『舞妓はレディ』は9月13日より全国東宝系にて公開

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