ジェームズ・フランコ、今年のベネチア映画祭でフィルムメーカー・アワードを受賞!
第71回ベネチア国際映画祭
映画『127時間』『猿の惑星:創世記(ジェネシス)』のジェームズ・フランコが、今月27日(現地時間)より開催される第71回ベネチア国際映画祭にて「ジャガールクルト・グローリー・トゥー・ザ・フィルムメーカー・アワード」を受賞することがわかった。Varietyなどが報じた。
ジェームズ・フランコの一人芝居がすばらしい!映画『127時間』場面写真
同賞は、現代映画において、独自の貢献を果たしたフィルムメーカーに贈られる賞。2007年に第1回目の受賞者となった、北野武監督の映画『監督・ばんざい!』の英題『Glory To The Filmmaker!』にちなんで設立された。
同映画祭に出品される、フランコの監督・出演作である『ザ・サウンド・アンド・ザ・フューリー(原題) / The Sound and the Fury』の上映時に授賞式が行われるとのこと。本作は、ウィリアム・フォークナーの小説「響きと怒り」の映画化作品だ。
映画祭のディレクターであるアルベルト・バーベラは、フランコについて、「現代のアメリカ映画界における多才なフィルムメーカーであり、俳優、監督、脚本家、プロデューサー、テレビドラマスター、ビデオアーティストとして活躍する、限界を知らない映像の作り手だ」とコメント。
フィルムメーカー・アワードは過去に、シルヴェスター・スタローンやアル・パチーノ、スパイク・リーに与えられている。(鯨岡孝子)