関ジャニ安田、娼婦役べっぴん大政絢を「好きに調理して」
関ジャニ∞の安田章大が13日、3年ぶりの主演舞台「ジュリエット通り」製作発表会見を共演の大政絢、渡辺真起子、烏丸せつこ、風間杜夫、作・演出の岩松了と共に都内で行った。
ヒロイン役の大政とラブシーンを演じる安田。大政の印象を聞かれ「本格的な共演は今回が初めて。べっぴんさんやなあと思いました」とにっこり。「岩松さんにどんなふうにシゴかれるのか、今から楽しみでしょうがないです。デビュー10周年の記念の年でもあるので、新しい自分が出せればいいと思う」と抱負を語った。
すると岩松作品に過去4作出演している風間が「ご存知と思うけれど、岩松さんの演出はねちっこい。『千本ノック』といわれるんだけれど、『じゃあ、もう1回。うーん、もう1回』が限りなく続きます。僕はマゾヒスティックな楽しみを感じるようになっちゃったけど」とこれから始まる稽古の模様を先取りで説明した。
これを聞いた岩松が「安田くんとはすごく話が合って、まるで同郷の人みたい。やりやすそうだなと思っていますよ。大政さんも、僕の普段の生活では会えないタイプの(美しい)方なので、お芝居でダメ出ししてみたい」と語ると、安田が「どうぞお好きに、どんどん調理してください」と答えて、会場の笑いを誘っていた。
本作は高級娼婦館を舞台に、そこに出入りする資産家の父(風間)と息子・太一(安田)、そして娼婦のスイレン(大政)を軸に展開するラブストーリー。嫌悪すら抱いていたスイレンをやがて愛し始める太一は、自分の恋情が純愛なのか、それとも誰かに仕組まれたものか……やがて深い迷路に迷い込む。(取材・岸田智)
舞台「ジュリエット通り」は10月8日から31日までBunkamuraシアターコクーン、11月20日から30日まで大阪にて上演