武田鉄矢、ロビン・ウィリアムズの死に沈痛……
13日、米カリフォルニア州の自宅で亡くなっているのが発見されたロビン・ウィリアムズさんの死について、武田鉄矢が「アメリカの最も上質のヒューマンと笑いを担当した人。切ないね……」とその死を惜しんだ。
武田はこの日、自身がプロデュースするアイドルグループ、赤マルダッシュ☆のメジャーデビュー発表会に出席していたが、イベント後に報道陣の取材に応じ、ロビンさんが重度のうつ病を患っていたことについて「年取るとね、うつって来るんだよ……」とぽつり。
「俺も自分がそんなふうになると思わなかったんだけど、暗くなったりすることがあるんですよ」と述べ、「そんな時に助けになるのは自分を忘れること。彼もそうだし俺もそうなんだけど、個性で生きてきたわけでしょ。その個性って年を取るともろくなっていくんですよ。常に誰かのためにって、気を張っていないと簡単にポキっと折れちゃう」とコメント。
その上で「年を取ったら自然とおじいちゃんになれると思ったら大間違いで、自分でも叱咤(しった)激励していますが、しっかりと自分を修行させていないとダメ。完成されたと思ったら大間違い。まだ出来上がっていない自分と付き合い続けることが大切」と、うつへの対策の重要性も主張した。(取材・文:名鹿祥史)