「セーラームーン」ミュージカル世界へ！初の海外公演決定！
世界的人気アニメ「美少女戦士セーラームーン」のミュージカル「『美少女戦士セーラームーン』-Petite Etrangere-（プチテトランジェール）」が、2015年1月に、初の海外公演として上海で上演されることがわかった。21日、都内で行われたゲネプロで発表された。
この決定を受け、セーラームーン役の大久保聡美は「フランス（のジャパンエキスポ）でセーラームーンが世界中の女の子たちの夢だと知ったので、上海の方にも楽しんでいただける作品になると思います。キラキラを上海の方にも伝えられるように頑張ってきます」と喜びを語った。
同作は「セーラームーン」20周年プロジェクトの一環として、2013年に8年ぶりに復活を果たしたミュージカルの第2弾。謎の女の子ちびうさ、そしてちびうさを追いかけるようにブラック・ムーン一味が攻撃を仕掛けてくる中、現在と未来の地球を守るための、時空を超えたセーラームーンの戦いを描く。
ゲネプロの後、大久保をはじめ、小山百代（セーラーマーキュリー）、七木奏音（セーラーマーズ）、高橋ユウ（セーラージュピター）、坂田しおり（セーラーヴィーナス）、大和悠河（タキシード仮面）らキャスト陣が囲み取材に出席。報道陣や関係者へのお披露目を終え、大久保は「面白いシーンでたくさん笑ってくださって、すごく自信がつきました」と手応えを実感。大和も「ものすごくいい仕上がりで、昨年のものよりもさらにわたしたちの絆や友情がグッと結束した気がするので、ぜひ観てもらえたらなと思います」と胸を張った。
また、大久保は本作について「去年は戦士や友達との友情や絆がテーマになっていましたけれど、今回は親子や戦士のいろいろな愛が詰まった作品になっていますので、そこに注目していただけたら」と見どころをアピール。続けて、「上海公演を前に東京・大阪公演があるので、ちゃんと皆さまにお届けできるようにがんばっていきたいと思います」と気を引き締めた。（中村好伸）
ミュージカル「『美少女戦士セーラームーン』-Petite Etrangere-（プチテトランジェール）」は8月21日から31日までアイア シアタートーキョーにて、9月5日から7日まで梅田芸術劇場シアター・ドラマシティにて上演