T.M.西川、パチンコ台化は乗り気じゃなかった?
T.M.Revolution西川貴教が23日、都内で自身がモチーフになったパチンコ機種「CRT.M.Revolution」プレス発表会に出席し、「パチンコ中毒的な人間だった」という父親について語った。
父親がパチンコを好き過ぎて…T.M.Revolution西川貴教フォトギャラリー
パチンコ台のモチーフになった感想は「うれしさ半分」とやや含みをもたせた西川。「父親がパチンコを好き過ぎて、公務員だったけど(パチンコに行って)夜11時過ぎに帰宅して、朝冷蔵庫を見ると小さいヤクルトやチョコレートが入っていて。母親が相当嘆いていました」と述懐。
それだけに、最初はモチーフとなることに「『えー』という気持ちもありました」と乗り気ではなかったというが、「でも、そういう機会もなかなか少ないですし、光栄でした」と気持ちを一転。「どうせだったら(父親に)息子の台を打ってもらいたい。これを打って帰ってこないなら仕方ないなと思って、母親にも説明したい」と父親にメッセージを送り笑いを誘った。
「CRT.M.Revolution」にはプロモーションビデオやライブ映像のほか、全19曲の楽曲が搭載されているなど、CDでいえばまさにベスト盤。楽曲について西川は「コアなファンの方には『あの曲も良かった』と思う方もいるかもしれないけど、皆さんがわかりやすく、これがT.M.Revolutionだというシングルナンバーばかりです」と説明し、「どうせなら(CDの代わりに)この台を買っていただけるといいかも。一家に一台いかがでしょうか」とユーモアたっぷりにアピールした。
楽曲と連動したイルミネーションの演出にも「歌詞やリズムに全部合っていて、開発の方がちゃんと楽曲を聞いてくださっているのがうれしかったです」とご満悦で、「どういう方が僕の台に座って、どう楽しんでいただけているのか、実際にホールで見てみたいです」とファンの反応に期待を寄せていた。(中村好伸)