衝撃！朝ドラ新ヒロインのエアギター！自作ロック歌詞をオンチ演技で熱唱！

　2015年度上半期のNHK連続テレビ小説「まれ」のヒロインに抜てきされた女優・土屋太鳳が主演を務めた映画『人狼ゲーム　ビーストサイド』から、土屋が自ら手掛けたというロック歌詞を、気合の“オンチ”演技で歌い上げる本編映像が公開された。

　同作は、テレビや小説などで評判の心理戦「人狼ゲーム」を実写化したサスペンス映画の第2弾。土屋演じるヒロインの由佳は、ある日、突然拉致された10名の高校生たちが競い合う、命懸けの人狼ゲームで人狼役となり、内心ほくそ笑みながら役柄を全うしていく複雑なキャラクターだ。

　公開された映像で土屋は、血だらけのズタ袋をかぶりながら、自ら作詞したロックナンバーを熱唱。由佳はロックンローラーを目指しながらも実はオンチという設定のため、お世辞にもうまいとは言えない歌声を響かせながら、合間にエアギターまで披露するノリの良さで、朝ドラヒロインのイメージを覆す女優魂を見せつけている。

　自作の歌詞について、「台本を最初に読んだときに思ったことを衝動的に書きました」という土屋は「『自分って一体何なんだろう？』って悩みを抱えることは思春期にはよくあると思うんですが、由佳ちゃんはその象徴的な女の子なのかも」と自身の役柄についてコメント。「そんな由佳ちゃんにとっては、ロックが自分を守ってくれるフィルターだったんじゃないでしょうか」と分析している。オンチ演技をものともしない演技は見ごたえ十分。大活躍を続ける土屋のこれからを期待させる一本となりそうだ。（編集部・入倉功一）

映画『人狼ゲーム　ビーストサイド』は8月30日より新宿武蔵野館ほかにて全国公開