『ブレードランナー』『プロメテウス』続編の脚本はすでに完成！

　リドリー・スコット監督が、現在製作中の『ザ・マーティアン（原題） / The Martian』と『ブレードランナー』『プロメテウス』続編2作の計3作の脚本について、すでに完成しているとEW.comのインタビューで明かした。

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　『ブレードランナー』は、フィリップ・K・ディックの小説「アンドロイドは電気羊の夢を見るか？」を基に、スコット監督が映画化したSF作品。近未来を舞台に、人間そっくりの人造人間「レプリカント」を追う専任捜査官（ブレードランナー）、リック・デッカードの活躍を描く。同作で主演を務めていたハリソン・フォードは、製作会社から正式に続編出演をオファーされている。

　スコット監督は、『ブレードランナー』続編について「脚本は書かれているよ。とても良い出来だ」と満足げに語ったという。またフォードについて「数年ぶりにアクシデントから生存したフォードも、もちろんこの企画に含まれているよ」と最近『スター・ウォーズ/エピソード7（仮題）』の撮影時に骨折したことに絡めて復帰すると話している。ちなみにフォード側からは続編出演についての発表はまだされていない。

　『ブレードランナー』続編の撮影時期については、「おそらく、『ザ・マーティアン（原題）』の後になるだろうね」とコメント。『ザ・マーティアン（原題）』は、人類初の火星着陸を果たした宇宙飛行士が、事故により置き去りにされてしまうというマット・デイモン主演のSF映画。スコット監督は、本作の撮影を今年11月にブダペストで行うとしつつ、さらに『プロメテウス』の続編について触れられると、「それが問題なんだよね。僕はたくさんの準備をしなければならない。けど脚本は全部完成しているんだ」と現在スコット監督が抱えている3作の脚本が、すでに仕上がっていることを伝えていたという。（編集部・井本早紀）