森脇健児、再ブレイクを新幹線のグレードで実感
タレントの森脇健児が28日、都内で行われた映画『グレート デイズ! -夢に挑んだ父と子-』の公開記念イベントに参加。森脇は、住まいのある京都から東京のテレビ局に出向くことが多くなり、その際に乗車する新幹線のグレードがワンランク上がっていることから再ブレイクを実感していると明かした。
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この映画は、脳の障害で車いす生活を送る息子と元トライアスロン選手で失業中の父親がタッグを組み、過酷なアイアンマンレースに挑むヒューマンドラマ。イベントでは、映画に感銘を受けた森脇と「森脇軍団」の一員である安田大サーカスの団長安田、さらにはオジンオズボーンの篠宮暁も登壇。3人のリレー形式でトライアスロンレースに挑むことを宣言した。
これまで「オールスター感謝祭」(TBS系列)の名物企画「赤坂五丁目ミニマラソン」に出場するため、春と秋の年2回しか上京することがなかった森脇だが、近頃は、「ナカイの窓」(日本テレビ系列)など多くの在京キー局のバラエティー番組に再び出始めるようになっている。
森脇は「今年だけで67回東京に来てるんですよ」と上京の頻度を具体的に明かし、さらには「この頃は、(格安だが所要時間がかかる)『ぷらっとこだま』から『のぞみ』に乗れてる」と再ブレイクの手応えがあると発言。だが団長安田からは「森脇さんは、それはスケジュール的に全部『こだま』では間に合わないだけですよ」とツッコまれていた。
映画の感想を聞かれると森脇は、「出てくる父親が失業中でしょ。少し前の自分に重ね合わせてしまって……」とため息を漏らしていたが、「『風立ちぬ』も『ドラえもん』の最新作でも泣かなかったけど、これは泣いた」と森脇流の言い方で太鼓判を押していた。同作はフランスで大ヒット。監督が5か月かけて探した実際に脳神経障害がある青年が主人公を演じ、物語に深みを加えている。(取材・文:吉井隆史)
映画『グレート デイズ! -夢に挑んだ父と子-』は8月29日よりTOHOシネマズ日本橋ほか全国公開