桜庭ななみ、透明人間になりたいと告白
女優の桜庭ななみが1日、海外ドラマ「超能力ファミリー サンダーマン」第1話試写会後の会見に登場した。本作で、念力が得意という14歳の主人公フィービーの声を担当する桜庭は、「海外ドラマの吹き替えは初めてなのですごく緊張しますが、家族役のみんなと楽しくやっています」とニッコリ。もしも超能力を使えたら? という質問には「透明人間になりたい」と即答した。
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2015年夏公開予定の注目映画『進撃の巨人』のへの出演も決定するなど、若手女優として着実にキャリアを積む桜庭。本作の起用は、その実力はもちろん、キュートなフィービー役にぴったりということが理由という。
「念力」と「炎と氷の息」が得意のフィービーだが、桜庭は実家の鹿児島にいつでも行ったり来たりできるという理由で「瞬間移動」の能力が欲しいとのこと。また、「透明人間になって、いろんなことをしてみたい」と含みを持たせ、いたずらっ子のようにほほ笑んだ。
アニメの声優経験はあるものの、海外ドラマのアフレコは初という桜庭は、コメディードラマならではのテンポの速さに「早口言葉になっちゃうんじゃないかと思うくらい難しかった」と苦労も吐露。そんな中でも、両親役の声優(堀内賢雄、佐々木優子)が、子供の頃に観ていた海外ドラマ「フルハウス」の両親役と一緒であることに「すごくうれしい」と目を輝かせた。
最後に、「ただの超能力ではなくて、すごく面白い超能力が魅力。それが周りの人にバレてはいけないので、ハラハラ感を楽しんでください」と見どころをアピールした。
かつてスーパーヒーローとして活躍したものの今は超能力を封印して普通に暮らしたい両親と、“超能力禁止”を守れず、家でも学校でもトラブルを巻き起こす4人の子供たち。本作は、そんな家族全員が超能力を持つサンダーマン一家のドタバタ劇を描く。(取材・文:鶴見菜美子)
海外ドラマ「超能力ファミリー サンダーマン」は10月1日午後7時25分よりNHK Eテレにて放送開始