足立梨花、和田アキ子の恐怖の一言にトリハダ!
日常に潜む恐怖を描き、カルト的人気をもつフジテレビ系テレビドラマシリーズの映画化第2作『トリハダ -劇場版2-』の特別上映会が、2日、東京・シネマサンシャイン池袋で行われ、本作でヒロインを務める石橋杏奈と足立梨花が舞台あいさつに出席した。
イベント中、タイトルにちなんで「最近、トリハダが立った経験は?」という質問に答えた石橋は「撮影前におはらいにも行かなかったし、怪奇現象もなかったです。(本作が)幽霊ではなく、人間自体の怖さを描いているからかも。トリハダが立ったのは、寒かったときくらい」と話し、「むしろ、普段暮らしている普通の場面で『あれ? もしかして?』って気になって、気をつけるようになりました」と本作が逆に日常に影響を及ぼしていると明かした。
一方、同じ質問に足立は「事務所の大先輩のアッコさん(和田アキ子)に、地元のお漬けものをお土産に持っていったのですが、『あんた、三重の出身なんやろ。そんなら松阪牛、持ってこんかい』って言われたときは、トリハダが立ちました」と爆笑ネタを披露。進行役で同席していた手相芸人の島田秀平も「僕もアッコさんの手相を見て、頭脳線のあまりの短さにトリハダが立った」と追い打ちをかけ、さらに会場を盛り上げた。
その後、石橋と足立の手相を見た島田は「石橋さんは、以前と見違えるくらい、手相の線がはっきりと濃くなった。女優さんの道がはっきりとかたまった証拠ですね。足立さんは、いつも爪で跡をつけてから手を見せるんだけど、ユーモア線がめちゃくちゃ多い。これはお笑い芸人だったら、すごくうらやましがる線。ますだおかだの岡田(圭右)さんには全くない線です」と話し、二人の今後の活躍にエールを送っていた。
2007年よりシリーズ放送されたテレビドラマ「トリハダ~夜ふかしのあなたにゾクッとする話」をベースに、前作『トリハダ -劇場版-』から2年ぶりの続編となる本作。誤って自宅に届いた他人宛の手紙を好奇心で開けてしまった、しおり(石橋)の物語から、身も凍る恐怖が幕を開ける。(取材/岸田智)
映画『トリハダ -劇場版2-』は9月20日よりシネマサンシャイン池袋ほかにて全国公開