山寺宏一、マーベル原作の異色のヒーローの精巧なトーキングロボに驚き!
4日、東京・ステラボールにて行われた映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』の銀河プレミアイベントに、日本語版の声を担当した山寺宏一、加藤浩次、遠藤憲一が登壇。グリーンカーペットで集まったファンと交流するとともに、作品に対する印象などを語った。
本作は、マーベル原作の異色のヒーロー集団による活躍を映画化したSFアクション。無限の力を持つというパワーストーンをめぐり、刑務所で出会った仲間たちが宇宙滅亡を阻止するための戦いに挑む。山寺は「あのロバート・ダウニー・Jrが『マーベルの最高傑作だ』と絶賛したそうです。だから日本では松たか子ちゃんや神田沙也加ちゃんもそう言ってくれないかな」とオチャラケながら、「まさにエンターテインメント! 男性だけでもなく女性も、この手の作品にあまり興味がない人にも面白いと思ってもらえるはずです。『アナ雪』を見逃した方は、是非見てください!」と作品の大きなポテンシャルをアピールしていた。
舞台上にはフォトセッション用に、同作に登場するアライグマのキャラクター・ロケットのフィギュアが置かれていた。この精巧に作られたフィギュアは、同役の声を担当した加藤のセリフに合わせて口を動かすというトーキングロボット。その日はだんだんと加藤や山寺のボケに、ロケットの動きや音声が絶妙に合ってくるというミラクルを見せ、会場を沸かせた。その出来栄えに山寺は「加藤さんは来なくてもよかったんじゃないの!?」とびっくりした様子を見せていた。
今回、遠藤が演じた樹木型ヒューマノイドのグルートは、なんと劇中を通じてセリフは「私はグルート」という一つ。そのため遠藤はあいさつの際「私はグルート」のみを語り、加藤が通訳するというボケを見せて笑いを誘った。遠藤はアフレコに対して「最初はセリフが一つと聞いて『ラッキー!』って思っていたんです。ところがこの一つのセリフでいろんな表情を見せなきゃいけないということがわかって大変。それでアフレコでは演技のときよりも多いくらいNGを出しましたね」と苦労話を語っていた。(取材・文:桂伸也)
映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』は9月13日より2D / 3D全国公開