テレビ批評家協会イチオシの新ドラマは「バットマン」の前日譚ドラマ「ゴッサム」
秋からアメリカでスタートする新テレビドラマのうち、「バットマン」の前日譚ドラマ「ゴッサム(原題) / Gotham」がテレビ批評家協会によって最も期待できる新シリーズに選ばれたとThe Hollywood Reporterが報じた。
「ゴッサム」は、映画『ダークナイト』3部作ではゲイリー・オールドマンが演じていたジェームズ・ゴードン警部補の若かりし日を描いたドラマ。収賄と犯罪がはびこる大都市ゴッサムを舞台に、後にバットマンの宿敵となる、ジョーカーやリドラー、ペンギン、キャットウーマン、そしてポイズン・アイビーたちの“人間時代”が語られている。ジェームズ・ゴードン役にはテレビドラマ「The OC」のベン・マッケンジーがキャスティングされている。
2位はベネズエラのテレノベラをアメリカでリメイクした「ジェーン・ザ・バージン(原題) / Jane the Virgin」。主演のジーナ・ロドリゲスはブレイクが期待される新人の1位にも選ばれている。3位は不倫を描いたShowtimeのドラマ「ザ・アフェア(原題) / The Affair」だった。
テレビ批評家協会の会長スコット・D・ピアースによると、今秋放送予定のドラマはどれも質が高く、優劣をつけるのは非常に難しかったとのこと。スーパーヒーローから殺人ミステリー、毛色の違ったコメディーや気骨のあるドラマなど、多種多様なドラマが勢ぞろいしたシーズンになるという。(澤田理沙)