みんな大好き!『エクスペンダブルズ3』上映に男たちが大興奮!
昨日閉幕した「第7回したまちコメディ映画祭in台東」の後夜祭「『映画秘宝』presents 映画秘宝まつり」が16日、浅草公会堂で行われ、映画『エクスペンダブルズ3 ワールドミッション』が上映された。会場には映画評論家の町山智浩をはじめ、水道橋博士、杉作J太郎、映画ライターのてらさわホーク、ギンティ小林が出席し、同作について熱いトークを繰り広げた。
本作は、シルヴェスター・スタローンを筆頭に、人気アクションスターが勢ぞろいする人気シリーズの第3弾。「アクション映画界の祭り」ともいうべき作品なだけに、この日のチケットは発売早々にソールドアウトとなり、注目の高さを見せつけた。
トークでは、杉作が「われわれは男性だから、『エクスペンダブルズ』のような不細工な男が出てくる映画が好き。あえて不細工に生きてきた。親のしつけで不細工でないと、世の中生きていけないぞと言われてね」と語れば、ギンティも「これだけ男のスターが出ているということは、男には永遠に放課後があるということ」とコメントするなど、『エクスペンダブルズ』好きな男たちによる名言(?)が次々に飛び出し、会場は大喝采。
さらにこの日は、本作のロサンゼルスプレミアを取材した町山が、キャスト陣のインタビュー映像を披露。ウェズリー・スナイプスによる「『デモリションマン』のころから、友人として、必要なときは声を掛けると言われていた。前にも(出演の)話はあったけど、ようやく環境が整ったんだ」というスタローンとの絆を思わせるエピソードや、DV騒動や差別発言などで評判の悪いメル・ギブソンを起用したスタローンによる「確かに評判は悪いが、彼はオスカーを取ったアーティストだ。本当は監督もやってもらいたかったが、(スケジュールの都合で)実現しなかった。でも彼はバカじゃない。何であんなヤツを使うんだと言ってくるヤツもいたが、黙れと言っておいたよ」といった熱いコメントが紹介され、観客は再び大喝采。その後は会場一体となって同作を鑑賞し、ところどころで拍手が起きるなど、大盛り上がりの上映となった。(取材・文:壬生智裕)
映画『エクスペンダブルズ3 ワールドミッション』は11月1日より公開予定