ジェシカ・チャステイン、今年のカンヌ映画祭審査員賞に輝いたグザヴィエ・ドラン監督の新作に出演へ
映画『ヘルプ ~心がつなぐストーリー~』や『ゼロ・ダーク・サーティ』のジェシカ・チャステインが、今年のカンヌ国際映画祭で審査員賞に輝いた『マミー(原題)/ Mommy』の監督、グザヴィエ・ドランの新作映画に出演することになったとBentが報じた。
ジェシカ・チャステイン出演映画『欲望のバージニア』フォトギャラリー
カナダのケベック出身のドラン監督にとって、初めての英語での映画になる本作のタイトルは、『ザ・デス・アンド・ライフ・オブ・ジョン・F・ドノヴァン(原題) / The Death and Life of John F. Donovan』。すべてが順風満帆に見えるあるアメリカの映画スターが、ロンドンに住む11歳の子供とひそかな交流を持っているというストーリー。
チャステインが、カンヌ国際映画祭でドラン監督の『マミー(原題)』を観て、作品を気に入ったとツイッターに書いていたのを、監督は友人から知らされ、新作への出演をオファーしようと思い立ったという。「ジェシカに連絡を取って、脚本を読んでもらった。彼女は気に入ってくれて、企画はトントン拍子に進んでいったんだ」とドランはコメント。チャステインの役は、スターのプライバシーを食い物にする、ゴシップ雑誌の編集長の役で、作品の中では悪者として描かれるという。
本作の撮影は、2015年よりモントリオール、ニューヨーク、イギリスなどで行われる予定。(鯨岡孝子)