鈴木亮平「花子とアン」撮影終了で、花子さんに会えない寂しさをポロリ
俳優の鈴木亮平が15日、自身初となるフォトブック発売記念イベントを都内にて行った。現在放送中のNHK連続テレビ小説「花子とアン」だが、撮影はすでにクランクアップ。村岡英治役を演じきった鈴木は、「一人の人生を半年も演じると、それも自分の人生のよう。一生忘れられない半年になりました。」と振り返り、「体の一部がなくなった感じがするし、(吉高由里子演じる)花子さんに会えないのが寂しい。今だ絶賛“花ロス”中です」としみじみと語った。
本ドラマで人気俳優の仲間入りを果たした鈴木だが、フォトブックの発売はただただ恥ずかしいのだとか。「自分はこういうの出して買っていただけるタイプの役者ではないと思っているので、今日もこんなに(報道陣の方に)集まっていただいてびっくりしています」と恐縮しきり。オンライン通販「Amazon」にて、12日の発売初日で完売となる異例の事態が起きたことについても、「正直、買ってくれるのか不安も大きかったので、嬉しかったですし安心しました」と安堵の表情を浮かべた。
大ヒット上映中の映画『TOKYO TRIBE』や『HK/変態仮面』(2013)などで、かなり振り切った役も演じている鈴木。今後は歴史上の人物を演じたいそうで、「一番ドラマチックな人生」と評する織田信長の役を「人生に一度はやりたい」と断言。また、理想の男像と話す、アニメ「シティハンター」の主人公・冴羽遼も演じてみたいとアピールした。
最後に、本フォトブックのPRを求められると、「皆さんこういうの出したことないからわからないと思うけど、自分で『ここがいいですよ』と言うのはすごく恥ずかしい」と照れ笑いで顔をくしゃくしゃにしながらも、「最初で最後のつもりで作りました。素の自分を怖がらずにさらけ出したつもりです。こういう俳優がいるんだぞってことを知っていただけたらと思います」とアピールした。
本フォトブックは、撮りおろしグラビアやロングインタビューをはじめ、「花子とアン」のプロデューサーが語る裏話、名だたる映画監督からのコメントなどを収蔵。今をときめく鈴木の魅力が余すところなく伝わる内容となっている。
『鈴木亮平FIRST PHOTO BOOK 鼓動』は発売中