西島秀俊、台湾ドキュメンタリー映画のナレーションを担当!「台湾を一緒に感じて」
俳優の西島秀俊が、3億3,500万円という台湾のドキュメンタリー映画史上最高の製作費を投入し、全編空撮というかつてない手法で台湾の今を見つめた映画『天空からの招待状』の日本語ナレーションを務めることが明らかになった。
ドキュメンタリー映画でありながら2013年の台湾興収ランキングで第3位となるなど異例の大ヒットを記録した本作。「國道新建工程局」職員として長年航空写真を撮り続けてきたチー・ポーリン監督が、山・海・田園など美しい自然から、工場の煙突から噴き出る白煙や、工場排水が流れる河川、そして農作業や祭りを楽しむ人々の暮らしを全編空撮で捉えた話題作だ。
今回の決定に西島は「美しい音楽に壮大な映像、最後には考えさせられる本作、日本語版ナレーションを担当させて頂いて嬉しく思っています」と喜びのコメント。「台湾の公開時には社会現象にもなったそうで、地上からは見られない台湾を、一緒に劇場で感じて頂ければと思います」と呼び掛けている。
西島が言及した音楽を担当したのは、アジアの天才リッキー・ホー(『セデック・バレ』)。そのほか製作総指揮に台湾の名匠ホウ・シャオシェン(『悲情城市』)など豪華スタッフが集結している。(編集部・市川遥)
映画『天空からの招待状』は12月中旬よりシネマート六本木・新宿ほか全国順次公開