クロエ・モレッツを守るため、今年60歳のデンゼル・ワシントンが華麗にアクション!
オスカー俳優のデンゼル・ワシントンが、クロエ・グレース・モレッツと共演した映画『イコライザー』の特別映像が公開され、今年60歳という年齢を感じさせないデンゼルの華麗なアクションが披露された。
本作では、どんな裏仕事も19秒で完遂する元CIA工作員のマッコール(デンゼル)が、ある夜出会った10代の娼婦(しょうふ)のテリー(クロエ)を守るため、奮闘するさまが描かれる。監督は、映画『トレーニング デイ』(2001)でデンゼルとタッグを組んだアントワーン・フークア。
特別映像では、ロシア系マフィアから搾取され暴力を受けるテリーを救おうと、たった一人丸腰でマフィアのたまり場に乗り込むマッコールの様子が映し出される。最初は話し合いで済ませようとボスに9,800ドル(約98万円・1ドル100円計算)でテリーを自由にするよう持ち掛けるものの、1か月だけ解放してやると鼻で笑われてしまうマッコール。
マッコールは、部屋から出ようとするそぶりを見せるが、引き返して敵の人数や武器(ナイフ、銃)、また殺しに使えそうな道具を確認。そして前後左右から襲い掛かるマフィアに対して、敵の銃や、その部屋にあるワインの栓抜き(コルクスクリュー)やショットグラスで相手の急所を突き、部屋にいたマフィアを全員倒していく。その動きに無駄はなく、敵を倒すまでにかかった時間は「19秒」。このタイムにまあまあだという表情をし、ひん死のボスに「おまえは汚い床の上で死ぬ。9,800ドルのために。拒否するから」と言葉を掛けるマッコールの姿にしびれることだろう。
動画の冒頭では、監督やデンゼルによるアクションについての解説も入っており、デンゼルは「僕が演じる役は、相手が持っているものを利用して、相手と戦う」と説明。さらに監督は「リアルなアクションにしたかったんだ。格闘技をやっていると全てがスローモーションになり、はっきり見えるようになるらしいんだ」と語り、デンゼルによる迫力あるアクションがこれだけではないこともにおわせている。(編集部・井本早紀)
映画『イコライザー』は10月25日より新宿ピカデリー、丸の内ピカデリーほかにて全国公開