「クリミナル・マインド」のホッチが訴えられる
テレビドラマ「クリミナル・マインド FBI行動分析課」でアーロン・ホッチナーを演じている俳優のトーマス・ギブソンが、フロントライン・エンターテインメント・マネージメントから訴えられたとThe Hollywood Reporterなどが報じた。
同社のクレイグ・ドーフマンは1996年からトーマスの代理人を務めてきたとのこと。トーマスがテレビドラマ「シカゴホープ」に出演中に出会い、テレビドラマ「ふたりは最高! ダーマ&グレッグ」のオーディションを勧めたのもクレイグだったという。
2003年1月、トーマスはギャラの10%をクレイグに支払うことを口頭で同意していたが、今年初めに7.5%に下げるよう要求したところ、クレイグが拒否。トーマスはクビを言い渡し、その後、一切手数料を支払わなくなったらしい。
トーマスはプロ意識が欠けている人物として業界関係者の間では有名で、クレイグは長年にわたり彼のしりぬぐいをしてきたことも訴状に記載されているという。
トーマスは現在、「クリミナル・マインド FBI行動分析課」で1エピソード20万ドル(約2,000万円)を得ているとのこと。このほかに映画出演もしているため、クレイグは今回の訴訟で最低でも48万ドル(約4,800万円)の支払いを求めている。(澤田理沙)