『エンド・オブ・ホワイトハウス』の続編で監督が降板!
アメリカでヒットしたジェラルド・バトラー主演の映画『エンド・オブ・ホワイトハウス』の続編『ロンドン・ハズ・フォールン(原題) / London Has Fallen』で、メガホンを取る予定だったフレデリック・ボンド監督が降板したとThe Hollywood Reporterが報じた。
本作は、オリジナル作品を手掛けたミレニアム・フィルムズが企画している続編で、前作に引き続きジェラルド・バトラー、アーロン・エッカート、モーガン・フリーマン、アンジェラ・バセット、メリッサ・レオなどが再共演することになっている。監督は前作のアントワーン・フークア監督から引き継いで、コマーシャルディレクターとして活躍し、シャイア・ラブーフ主演映画『バレット・オブ・ラブ』(日本劇場未公開)でメガホンを取ったフレデリック・ボンド監督が手掛ける予定だったが、製作上の相違から降板したようだ。彼が監督に決まったのは8月で、10月にはすでに撮影が予定されていたため、これまでコマーシャル中心で、独立系の作品を1本手掛けた彼にとって、大作を製作するには十分な時間がなかったと思われる。
現在、主演だけでなくプロデューサーも担当するジェラルド・バトラーが、マーク・ギルと共に3日間以内に新たな監督を探す予定でいるようだ。撮影は10月から入り、一度他の映画に出演するジェラルド・バトラーのために撮影を中断し、2月からまた再開して、4月まで撮影を行うようだ。 (細木信宏/Nobuhiro Hosoki)