榮倉奈々、湊かなえの陣中見舞いに大感激!「Nのために」ドラマ化で高校生役に挑戦
人気作家・湊かなえの純愛ミステリーを榮倉奈々主演で連続ドラマ化する、TBS系「Nのために」(10月17日金曜・後10~)のロケが、9月上旬から約半月にわたり、瀬戸内海の小豆島などで行われた。撮影期間中、原作者の湊が現場を訪問。榮倉をはじめ、共演の窪田正孝、三浦友和らと対面した。
同作は、共通する「N」のイニシャルを持つ登場人物たちが、誰を愛し、どんな罪を犯したのかをつづる純愛ミステリー。“ある計画”を立てたことで、セレブ夫婦殺人事件にかかわることになった男女たちが隠した真実を、現在と過去を交差させて描く。
主人公の杉下希美を榮倉が演じるほか、希美の高校の同級生・成瀬慎司役で窪田正孝、希美と大学時代に出会う友人・安藤望役で賀来賢人、事件の犯人として服役する西崎真人役で小出恵介が出演。さらに殺人事件の被害者となる野口夫妻役を小西真奈美とチュートリアルの徳井義実、事件の真相を追う刑事・高野茂役を三浦友和が務める。
今回、湊が訪問したのは、高校生の希美と成瀬が暮らす青景島で行われるお祭りのシーン。湊作品初挑戦の榮倉を湊は、「希美は誰よりも強くて、誰よりも弱い女性。榮倉さんはどちらの面も見せてくれる女優さんだと思っているので、うれしかったです」とコメント。その言葉に、以前から湊のファンだったという榮倉も、「うれしさと、またその言葉を信じて、頑張っていきたいと思います」と安堵(あんど)の表情を見せる。
また成瀬役の窪田についても湊は「成瀬くんは、希美にとって心のよりどころになる一人。実際に窪田さんにお会いして、本当にそっとよりそってくれるような役者さんで、自分が思い描いていた以上の方にお会いできてよかったなあと思いました」と絶賛。三浦が演じるドラマオリジナルのキャラクター・高野についても「視聴者の方と一緒に主要な4人の運命を見届けてくださり、この人に付いて行こうと思わせる信頼できる大人。みんなのよりどころになる駐在さん役の三浦さんとお話させていただけて、近くにも居てもらえるって幸せだなあ」と大満足の様子だ。
榮倉と窪田は、劇中で高校生役にも挑戦しており、三浦から「ぜんぜん、高校生に見えるよ!」とお墨付きをもらうと、「自信を持って頑張ります!」(榮倉)、「暑い中、ブレザーを着て撮影していますが、より一層爽やかに見えるように頑張ります!」(窪田)と笑顔を見せ、和やかな撮影現場の雰囲気をうかがわせた。(編集部・入倉功一)
テレビドラマ「Nのために」はTBS系にて10月スタート(毎週金曜・後10時~)