多部未華子×綾野剛『ピース オブ ケイク』実写映画で初共演!
女優の多部未華子と俳優の綾野剛が、ジョージ朝倉の同名漫画の映画化作品『ピース オブ ケイク』で、初共演を果たすことが明らかになった。
原作は2003年から2008年に「フィール・ヤング」(祥伝社)にて連載された少女漫画。独りよりマシという理由で言い寄られたら簡単に付き合う主人公・梅宮志乃(多部)は、バイト仲間との浮気がDV体質の恋人・正樹に知られ、フラれると同時にバイトも辞めることに。そんな折、引っ越し先で新しいバイト先の店長・菅原京志郎(綾野)に出会い、恋人がいると知りながらも京志郎に惹(ひ)かれていく。
メガホンを取るのは『探偵はBARにいる』『GANTZ』などで俳優として活躍する田口トモロヲ監督。2009年の『色即ぜねれいしょん』以来、実に5年ぶりの監督作となる。脚本は『リンダ リンダ リンダ』『色即ぜねれいしょん』などの向井康介が手掛ける。
これまで『君に届け』などの清純な少女の印象が強い多部だが、本作では恋愛に依存する“ダメ女”に挑戦。原作を読んで主人公に共感したという多部は「綾野さんとご一緒するのは初めてですが、とても突き抜けている方だと思っているので、良いバランスになればいいなと今から楽しみです」と初となる共演に期待のコメント。
恋人と志乃の間で揺れ動く年上の男性を演じる綾野は「王道ラブストーリーではなく、めんどくさく、愛らしく、必死、奇妙珍道なラブストーリーを届けられたらと。一癖も二癖もあるスタッフ、共演者と共に田口トモロヲ監督についていきます」と意気込みを語った。
原作者のジョージは「ピース オブ ケイク…映画化……!! 田口トモロヲ監督はじめ、脚本家の向井康介さん、出演してくださる多部未華子さん、綾野剛さんなど素晴らしいキャストの方々、関わってくださる人々が眩しすぎてもう期待しかございません! ありがとう運命……!!」と実写化に胸を躍らせている。(編集部・吉田唯)
映画『ピース オブ ケイク』は2015年秋全国公開