吉高由里子「花子とアン」視聴者に感謝 平均視聴率は過去12年で最高
27日に全156回の放送を終了した「花子とアン」の平均視聴率が関東22.6%を記録し、「ごちそうさん」(22.3%)や「あまちゃん」(20.6%)を超え、過去12年の連続テレビ小説としては最高の数字をたたき出した。放送を終え、主演の吉高は視聴者に向けて「半年間、朝の貴重な15分を『花子とアン』のためにさいてくださったみなさま、本当にありがとうございました」と感謝の気持ちを明かしている。(視聴率はビデオリサーチ調べ)
「花子とアン」は、小説「赤毛のアン」の翻訳者・村岡花子の波瀾(はらん)万丈の半生を描いたヒューマンドラマ。ヒロインの花子(吉高)はもちろん、花子の同級生の醍醐亜矢子(高梨臨)や生涯にわたる友人の葉山蓮子( 仲間由紀恵)、その元夫の嘉納伝助(吉田鋼太郎)など個性豊かな登場人物たちが織り成す展開で人気を博した。
「花子として過ごしてきた時間は心からいとおしい日々でした。多くのみなさんに支えられ、感謝の気持ちでいっぱいです」と撮影を振り返る吉高。また重ねて「応援してくださったみなさま、本当にありがとうございました」とお礼をつづると、「また、お会いできるときまで、心を込めて『ごきげんよう、さようなら』」と別れの言葉で締めくくっている。
加賀田透チーフプロデューサーも「翻訳者として、児童文学者として、日本中の読者に夢と勇気を送り届けたヒロイン・村岡花子のように、『花子とアン』という物語が皆様に夢と勇気を送り届けることができたなら、この上ない喜びです。本当にありがとうございました」と添えている。(編集部・井本早紀)