『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』監督、東京国際映画祭・審査委員長に決定
第27回東京国際映画祭
10月23日より開催される第27回東京国際映画祭の審査委員長に、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』のジェームズ・ガン監督が審査委員長に決定した。
これまで、同映画祭の審査委員長には、第1回のデヴィッド・パットナム以来、グレゴリー・ペック、リチャード・D・ザナック、チャン・イーモウなどさまざまな監督やプロデューサー、俳優が選ばれてきたが、その中でも現在44歳のガン監督は、38歳(当時)のコン・リー、43歳(当時)のリュック・ベッソンに次ぐ、史上3番目の若さでの就任となる。
『スーパー!』や『ムービー43』などコメディー作品を中心にメガホンを取ってきたガン監督は、マーベル映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』で初のハリウッドメジャー作品に挑戦。同作は、アメリカ公開後3日間で9,432万ドル(約94億3,200万円)を達成し、8月公開作品として歴代1位のオープニング記録を樹立した。さらに9月25日までの集計で、全米興収は3億1,540万ドル(約315億4,000万円)を突破し、2014年の全米興収1位の座に。また全世界興収でも6億3,500万ドル(635億円)を稼ぎ出し、ジェームズ・ガンという存在を一気に映画界の中心人物に押し上げた。(数字はBox Office Mojo調べ、1ドル100円計算)
現在製作中の2017年公開予定の続編にも、世界中から熱い視線が送られている。東京国際映画祭でのガン監督の発言は注目の的になることだろう。(編集部・井本早紀)
第27回東京国際映画祭は10月23日から31日まで開催
映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』は公開中