流出ヌード写真を削除しないGoogle、100億円訴訟の可能性
ジェニファー・ローレンス、リアーナ、カーラ・デルヴィーニュなどの弁護士マーティー・シンガー氏が、ハッキングで盗まれたプライベート写真を削除しないGoogleに対し、女性を犠牲にすることで金儲けをしていると非難した。
シンガー氏は、Googleの創設者ラリー・ページとセルゲイ・ブリン、元CEOのエリック・シュミットや同社の弁護士たち宛に手紙を送り、Googleのあからさまな非倫理的な行動を非難し、盗まれた写真と知りながら、迅速に削除しなかったこと、違法行為に対し寛容な態度を取り続けていることを指摘したという。
写真の削除を求める通知は4週間前に出され、その後も何度か連絡をしているものの、写真はいまだにGoogleが所有しているBlogSpotやYouTubeに掲載されたままとのこと。シンガー氏は「Googleはこれらの写真がプライベートなものであることを認識しており、プライバシーの権利を犯した者に盗まれたものであると知っています。それにもかかわらず、このような違法行為にGoogleは何の行動も起こしていません」とコメントしている。
セレブはお金になるため、削除をしないことで広告費を稼ぎ、人のスキャンダルで金儲けをしているとシンガー氏は同社を非難し、今後、1億ドル(約100億円・1ドル100円計算)の訴訟を起こす構えであると言っている。(BANG Media International)