バットマン前日譚「ゴッサム」のトゥーフェイス役が決定
新テレビドラマ「ゴッサム(原題) / Gotham」で、将来トゥーフェイスになるハービー・デントを演じるのが、『ファイナル・デッドブリッジ』などの俳優ニコラス・ダゴストに決定したことがわかった。Deadlineなどが報じた。
「ゴッサム(原題)」は映画『バットマン』シリーズにも登場する人気キャラクター、ジェームズ・ゴードン警部補の若いころを描いた前日譚(たん)ドラマ。後にバットマンの宿敵となる者たちの“人間時代”が語られる。
ニコラスが演じることになったハービー・デントは、大都市ゴッサム・シティーにはびこる犯罪をなくそうと奮闘する理想主義的な検事の助手だが、あることが原因で悪役トゥーフェイスに変貌してしまうキャラクター。クリストファー・ノーラン監督の映画『ダークナイト』では、『エンド・オブ・ホワイトハウス』などのアーロン・エッカートが同役を務めていた。
このほかにすでに出演が決まっているのは、ゴードン役のベン・マッケンジー、将来のリドラー役のコリー・マイケル・スミス、将来のペンギン役のロビン・ロード・テイラー、キャットウーマンになる少女役のキャムレン・ビコンドヴァなど。
また、ハービー・デントがトゥーフェイスに変貌するきっかけに関わるマフィアの大ボス、サルバトーレ・マローニを「デクスター ~警察官は殺人鬼」のデヴィッド・ザヤスが演じることになっている。(下瀬廣洋)