マイケル・J・フォックス基金、医療研究機関を訴える
パーキンソン病の患者支援と治療薬の開発研究のためにマイケル・J・フォックスが立ち上げたマイケル・J・フォックス基金が、医療研究機関を訴えた。
TMZ.comによると、訴えられたのはニュージャージー州にあるコリール・インスティトゥート・フォー・メディカル・リサーチ。ここにはパーキンソン病の治療研究のため、2万5,000もの検体がマイナス80度の冷凍庫で保管されていたという。しかし、研究所の誰かが冷凍庫のドアを開けっ放しにし、すべての検体をだめにしてしまったとのこと。これにより、5年間の研究成果が無駄になり、300万ドル(約3億円)を超える損失につながったそうだ。(1ドル100円計算)
マイケル・J・フォックス基金は契約違反と過失で同研究機関を訴え、賠償金の支払いを求めているという。(澤田理沙)