地下アイドル史上初? 仮面女子がさいたまスーパーアリーナでのワンマンライブを発表
秋葉原発の地下アイドルグループ・仮面女子が13日、Zepp東京で「仮面女子2ndワンマンライブ Zepp Tokyoリベンジ!!」を行い、ライブ中、来年11月23日にさいたまスーパーアリーナでワンマンライブを行うことを発表した。仮面女子はこの日のZepp東京では2,500人のファンを集めたが、ソールドアウトには至っていない。収容人数1万人以上の巨大会場でのワンマンにメンバーの神谷えりなは「夢にも思ってなかった。腰が抜けちゃった」と感想を述べた。
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ライブ中、「重大発表」と称して、サプライズで発表されたさいたまスーパーアリーナでのワンマン告知。スクリーンにその内容が映し出さると事前に情報を聞かされていなかったメンバーたちは一斉にしゃがみ込んで驚きの表情。神谷は「さいたまのさの字もなかった。信じられない。一年なんてあっという間、成功させて新たな歴史を刻みたい」と意気込んだ。リーダーの桜のどかも「予想を遥かに超えています。メンバーと作戦会議を開きます」と動揺を隠せなかった。
そもそも5月3日に同会場で行われた1stワンマンライブがソールドアウトしなかったことからリベンジライブとして開催されたこの日のライブ。しかも仮面女子はメジャーデビューをしておらず、現状は地下アイドル。このワンマンを成功させると歴史的快挙とも言えるが、ハードルの高い指令にメンバーは当分大きなプレッシャーと戦うことになりそうだ。
仮面女子はこの日のライブで新曲「マリン☆ロード」など21曲を熱唱。7月に事故のため17歳で亡くなったメンバーの月宮かれんさんの作詞曲「destiny」も披露し、同曲演奏時は、スクリーンに「Thank You Karen」の文字も。また、ライブ中、仮面女子に期待を寄せているという自称元祖地下アイドル美川憲一も「さそりさん」の名で覆面ビデオレター出演し、「あなたたちまだまだチョロイわよ」と美川流のエールを仮面女子に送っていた。(取材・文:名鹿祥史)