ハリセンボンが猪八戒&沙悟浄に!チャウ・シンチー『西遊記』日本語吹き替えに挑戦!
映画『少林サッカー』のチャウ・シンチーが6年ぶりにメガホンを取った主演作『西遊記~はじまりのはじまり~』の日本語吹き替え声優が発表され、孫悟空役を山寺宏一が、さらに猪八戒と沙悟浄の声を、お笑いコンビ・ハリセンボンの近藤春菜と箕輪はるかが担当することが明らかになった。
本作では、中国の伝奇小説「西遊記」を題材にシンチーが生み出したオリジナルストーリーが展開。三蔵法師が孫悟空たちと出会う前の物語が描かれ、後に三蔵法師となる妖怪ハンター・玄奘(ウェン・ジャン)の声を斎藤工が、映画オリジナルキャラクターの女妖怪ハンター・段(スー・チー)の声を貫地谷しほりが担当する。
山寺は「大好きなチャウ・シンチー作品にまたまた出演させていただき、ありえね~ぐらいうれしい!!」と喜びのコメント。本作の孫悟空は、長い幽閉生活によって老人となっているものの、測定不能のパワーを持つキャラクター。変幻自在の術で72変化が可能ということで、「七色の声を持つ男」とも呼ばれる山寺の名演にも期待したい。
また、近藤と箕輪が声を担当する猪八戒と沙悟浄は、言わずと知れたブタとカッパの妖怪。近藤の「じゃね~し!」ネタを地でいくような配役だが、二人は「今流行の妖怪役のお仕事をいただき、とてもうれしいです。頑張ります!」と意気込みを語っている。
さらに本作には、玄奘の師匠に茶風林、イケメン妖怪ハンターの空虚王子に神谷浩史、自分の足を自由自在に巨大化して戦う妖怪ハンター足じぃに羽佐間道夫、段率いるチームの一員・チビ助に田中真弓、そして、空虚王子が連れて歩く花おばさんに「ドラゴンボール」の野沢雅子を起用するなど、山寺以外にも実力派の声優陣が集結。段の恋の相談に乗るスーメイ役で芸人の桜 稲垣早希も参加しており、個性派キャストのアンサンブルにも注目。(編集部・入倉功一)
映画『西遊記~はじまりのはじまり~』は11月21日より全国公開