HKT48多田愛佳、ビビり役でセリフほぼなく「楽な撮影」
9日、シネマート六本木でアイドルが勢ぞろいした青春映画『ソフテン!』の公開決定記念スペシャルイベントが行われ、HKT48の多田愛佳、SUPER☆GiRLSの田中美麗、Lucky Color'sのKANONとMIINA、ひめキュンフルーツ缶の岡本真依、そして安藤遥、山田あさこ、小倉朋夏、演歌歌手の徳永ゆうきが登壇した。劇中のユニフォーム衣装でフレッシュな魅力を振りまいたほか、クイズコーナーやメイキング上映など盛りだくさんの内容でファンを沸かせた。
同作は板羽皆の人気漫画を実写映画化した青春スポーツコメディー。廃部寸前の落ちこぼれ女子ソフトボール部のダメ部員9人が、野球好きの用務員のおじさん(ダンカン)を顧問に迎え再起する姿を描く。
普段は歌やダンスなどで可憐(かれん)な魅力を発揮しているアイドルが出演する本作。イベント中のトークではまさにスポ根だった撮影の様子も紹介し、中でも、ピッチャーを演じたKANONは「球技が苦手で役づくりのために一生懸命公園で練習しました」と自主練エピソードを披露。また、司会者から撮影中に流した涙について触れられ、「難しくて、うまく投げられないくやし涙でした。スタッフの皆さんに教えていただいてすごく助かりました」と晴れやかな笑みを浮かべた。
部員ながらボール恐怖症の役を務めた多田は「ドッジボールで指を骨折したことがありまして、ボールが本当に怖いという思いもあったので、自分にピッタリだと思いました」と撮影前の印象を語り、「(思った以上に)ビビり役でほぼセリフもなかったので、楽な撮影でした。楽しかったです。でも、おなかは減ったのでお弁当はちゃんといただきました」とちゃめっ気たっぷりなコメントで笑いを誘った。
今でこそ和気あいあいとしているキャスト陣だが、4日間で行われた撮影の3日目でやっと打ち解けられたそうで、MIINAは「みんなすごく人見知りでした」とアイドルたちのシャイな一面も明かしていた。(中村好伸)
映画『ソフテン!』は10月31日よりシネマート六本木ほか全国公開