二階堂ふみ&池脇千鶴が最優秀女優賞!-第6回TAMA映画賞
第6回TAMA映画賞の受賞者が発表され、『私の男』の二階堂ふみと『そこのみにて光輝く』の池脇千鶴が最優秀女優賞に輝いたことが明らかになった。TAMA映画賞は市民映画祭TAMA CINEMA FORUMのプログラムの一つとして毎年選考が行われており、2014年の国内映画賞レースのスタートを担う賞である。
『私の男』『ほとりの朔子』『渇き。』『四十九日のレシピ』と出演オファーが絶えない二階堂は、「女性の持つさまざまな側面を自在に表現する演技力と存在感に圧倒させられた」と演技の幅広さが高く評価された。二階堂と共に同賞を受賞した池脇は『そこのみにて光輝く』で綾野剛の相手役を好演。「絶望感や倦怠(けんたい)感を背中で発散させながらも、甘く優しい情愛の深い女性像を見事に体現した」と存在感のある演技が受賞理由として挙げられた。
そのほか、最優秀作品賞には大林宣彦監督の『野のなななのか』と石井裕也監督の『ぼくたちの家族』、最優秀男優賞には妻夫木聡と大泉洋、最優秀新進女優賞には能年玲奈と門脇麦、最優秀新進男優賞には菅田将暉と太賀が決まっている。授賞式は11月22日にパルテノン多摩にて行われる予定だ。(編集部・吉田唯)
第24回映画祭TAMA CINEMA FORUMは11月22日~11月30日まで(11月25日は休映)、東京都多摩市内の3会場4スクリーンで開催