寺島しのぶ、深田恭子との不仲報道を否定「本当に悪かったら言いますから」
女優の深田恭子と寺島しのぶが16日、都内で行われたテレビドラマ「女はそれを許さない」製作発表会見に、共演の溝端淳平、吉沢悠、加藤雅也、竹中直人、松重豊、上川隆也と共に出席し、先日一部で報道された寺島と深田の不仲説に対して、寺島は「本当に悪かったら言いますから!」ときっぱり否定した。
本作は、法廷に立つ勇気がない“ペーパー弁護士”の岩崎麗(深田)と、グレーな手法で活動資格を奪われた元エリート弁護士の海老沢凛香(寺島)がバディを組み、「マタニティーハラスメント」「婚活詐欺」「痴漢」などの悩みを抱える女性たちを救う痛快ドラマ。
本作にちなんでこれまでに許せなかったことを聞かれると、「深田さんとわたしが仲悪いって週刊誌に書かれたことかな。本当に悪かったら言いますから!」と、この日集まった報道陣に苦言を呈する寺島。加藤も「許せないというか仕方ないに近いと思う」と前置きした上で、「記者会見で写真を撮るときに、できるだけ写るように距離を縮めても、次の日の新聞を見たらここら辺(深田と寺島のツーショット)でバッサーと切られていて……」と恨み節。最後は「明日の写真は全員が写るように大きくやってくれればうれしいな」とかわいらしくお願いしていた。
キャリア初の弁護士役に挑む深田は、「とてもやりがいのある役だなと思っています」と意気込むが、今後どんどん専門用語が出てくるかもしれないことに「これから先が怖い」と不安を吐露。一方の寺島は「わたしはシャキシャキした役が来がちなんですが本当に苦手で、違うドラマで弁護士役をやったときも怒涛(どとう)のNGを出しまして……」と意外なエピソードを披露し、「エリート弁護士役なので、思いよりも言葉がバーンと出て爽快にいかなければいけないのに、なかなかそういうことが体に染みつかずに苦労しています。麗みたいにポワ~ンとしゃべれたらいいのになぁと恨めしく演じています」と思いを語った。(取材・文:鶴見菜美子)
テレビドラマ「女はそれを許さない」は10月21日(火)午後10時よりTBS系にて放送開始