KAT-TUN亀梨、上地雄輔にいじられまくる
俳優の上地雄輔が15日、都内で行われた出演映画『バンクーバーの朝日』ジャパンプレミアに登壇し、ドット柄のスーツ姿でアイドル然とした共演の亀梨和也(KAT-TUN)をいじり倒した。イベントには主演の妻夫木聡、勝地涼、池松壮亮、宮崎あおい、石井裕也監督も登場した。
日系移民を中心とした実在の野球チーム“バンクーバー朝日”を題材にした本作で、キャッチャーのトム三宅を演じた上地は「平日の足元の悪い中、足を運んでいただいて、これだけたくさんの人が来てくれてうれしいです」とあいさつすると、「僕たちも今日楽しみにしてきて、カメ(亀梨)も楽しみすぎて水たまりの中、バシャバシャ来てこんなスーツになりました」と軽くジャブ。
さらに上地は、撮影の合間にみんなで岩盤浴やスーパー銭湯に行って楽しんだことを語り出し、カラオケでは「カメがずーっとKAT-TUNの歌ばかり歌っていた。その横で聡がタンバリンをたたいて、壮亮がカスタネット、お前(勝地)マラカスだっけ? で、ハーモニーがあおいです」と饒舌(じょうぜつ)。亀梨から「わけわかんないキャラ設定やめてくれる?」とクレームが入るも、いじられる亀梨の姿にファンは大喜びだった。
また、チームのエースピッチャー・ロイ永西を演じた亀梨のピッチングについて上地は「本当にいい球を投げる」と大絶賛。高校時代に上地がバッテリーを組んでいた松坂大輔投手を抜いて「僕が受けた限り、最高のピッチャーじゃないかな。(手が)すげー痛くて大変でした」と褒めちぎった。
この日は作品にちなみ、球場の芝生に見立てたグリーンカーペットを歩いたキャスト陣。観客1,600人の大歓声に迎えられた妻夫木は、「日本の方に観てもらったのは初めてなので緊張しています」とはにかむも、大きな拍手を送られると「ありがとうございます」と安堵していた。(取材・文:鶴見菜美子)
映画『バンクーバーの朝日』は12月20日より全国東宝系にて公開