デヴィ夫人、訴訟に「絶対勝ちます。真実が勝ちます」
タレントのデヴィ夫人が16日、都内で行われたチャン・ドンゴン主演映画『泣く男』の公開直前イベントにヒョウ柄のセクシー衣装で出席。先だって、食道がんで亡くなった女優の淡路恵子さんの告別式で誤った報道をされたとして、週刊誌と淡路さんの長男である俳優の島英津夫氏らを訴えたことに触れ、「絶対勝ちます。真実が勝ちます」とコメントした。
淡路さんの告別式の際、デヴィ夫人が棺に入れた着物を取り出そうとして制止されたと報道されたことについて、名誉毀損(きそん)で民事提訴したデヴィ夫人。本件について尋ねられても終始穏やかで、余裕の表情を浮かべていた。
イベントでは同席したますだおかだの岡田圭右と夫婦漫才さながらのトークで映画をPR。岡田のベタなノリにも平気な様子で、岡田が実際にチャン・ドンゴンが劇中着用したシャツを着て、マシンガンを手に「松竹芸能ギャラ上げろ!」と叫びながら登場すると、「随分チャン・ドンゴンと違うわね」と毒を浴びせるなど、滑り芸の数々にも温かい対応。
ヒョウ柄のセクシー衣装については「わたしがポールダンスをやっていたときの衣装。この衣装でマスコミの前に出るのは初めて」とコメントし、74歳とは思えないプロポーションを維持していることについても「若いころから鍛えていましたから」と自信たっぷり。映画についても「(チャン・ドンゴンには)日本の俳優にない魅力がありますね。すごい肉体だし、アクションもすごい」と絶賛していた。
本作はクールな殺し屋が少女の命を奪ったことをきっかけに、次第に人間的な感情に目覚めていく悲痛な葛藤を描いたアクション映画。(取材・文:名鹿祥史)
映画『泣く男』は10月18日より新宿バルト9、丸の内TOEIほか全国公開