世界で最も影響力のある一人『きっと、うまくいく』のアーミル・カーンが新作引っ提げ初来日決定!
映画『きっと、うまくいく』で知られるインド人俳優アーミル・カーンが、第27回東京国際映画祭・特別招待作品となっている新作『チェイス!』を引っ提げ、初来日を果たすことがわかった。アーミルはヴィジャイ・クリシュナ・アーチャールヤ監督と共に10月29日の記者会見・舞台あいさつに臨む予定だ。
アーミルは、インドで大ヒット作を連発している国民的スター。2013年度の米TIME誌「世界で最も影響力のある100人」に選出され、同年6 月には社会・福祉問題に関心の高いビル・ゲイツがラブコールを送る形で対談が実現するなど、俳優の枠を超えてインドの文化大使ともいえる存在だ。40代にして大学生役を見事に務め上げたコメディードラマ『きっと、うまくいく』は単館系ながら日本でも大ヒットを記録して話題を呼んだ。
『チェイス!』はそんなアーミルが初めて挑んだアクション映画。シカゴを舞台に、マジックとダンスを融合したショーを繰り広げるサーカスのスター、そして父親を破滅に追い込んだ銀行への復讐(ふくしゅう)を誓う金庫破りという二つの顔を持つ男・サーヒルを熱演している。インド映画初となるシカゴロケを敢行し、撮影にはハリウッドスタッフの精鋭も参加している意欲作で、これまで日本で公開されたインド映画史上最大となる100スクリーンでの公開が予定されている。(編集部・市川遥)
映画『チェイス!』は12月5日よりTOHOシネマズみゆき座ほか全国公開