サム・ライミ監督、『世界にひとつのプレイブック』の原作者と新作でタッグか?
映画『スパイダーマン』シリーズなどでおなじみのサム・ライミ監督が、新作『ラブ・メイ・フェイル(原題) / Love May Fail』で、監督交渉に入っていることがDeadlineや複数のメディアによって明らかになった。
本作は、ジェニファー・ローレンスがアカデミー賞主演女優賞を受賞した作品『世界にひとつのプレイブック』の原作者マシュー・クイックの同名小説を、映画『アメイジング・スパイダーマン』シリーズを手掛けたマシュー・トルマックが、ソニー・ピクチャーズのもと映画化する作品。映画『スクール・オブ・ロック』『ナチョ・リブレ 覆面の神様』の脚本家マイク・ホワイトが脚色することになっている。そしてこのたび、サム・ライミがメガホンを取る交渉に入ったようだ。
そのストーリーは、ポルノ業界で働く浮気性の夫との、フロリダでの生活に嫌気がさした女性が、夫を捨て自身の出身地ニュージャージー州南部に戻ってくると、かつて教わった高校の男性英語教師が校内のスキャンダルで引退していたことを知り、彼の評判を共に取り戻そうと奮闘するという内容。
今のところキャストや撮影日程は決定していないが、サム・ライミが関われば興味深い作品になりそうだ。(細木信宏/Nobuhiro Hosoki)