竹野内豊、子役とのほのぼのエピソードでパパの顔!
竹野内豊、松雪泰子が主演の映画『at Home』が16日、第1回京都国際映画祭でワールドプレミアを迎え、よしもと祇園花月で行われた舞台あいさつに、竹野内、松雪のほかに千原せいじ、板尾創路、蝶野博監督、黒島結菜、池田優斗らが登壇した。
満員の観客から大歓声で迎えられた竹野内は、「記念すべき京都国際映画祭の第1回に参加できたことをとてもうれしく思います」とあいさつ。松雪も「こうして歴史のある会場で、皆さんに初めてこの作品を観ていただけることをとっても楽しみにしておりました」と1958年の開館以来2012年までは国内でも珍しい名画座として映画ファンに親しまれていた建物での上映に笑顔を浮かべた。
また子役の池田が撮影時のエピソードとして「母さん(松雪)と父さん(竹野内)にはたくさん遊んでもらいました。父さんには高い高いもしてもらって、すごく高くて楽しかったです」と話すと、普段はクールな竹野内も「なんか抱っこしたら、ちょうどいい重さで。運動不足だったので、高い高いをして筋トレしていました」と優しい「パパの表情」を見せた。
この日は朝からレッドカーペット、オープニングセレモニー、舞台あいさつとキャストたちには長丁場となった一日だったが、千原は「弁当一つ出さへんなんて、吉本はどうなっとんねん!」と舞台あいさつ中に突如大暴走。「俺は7分しか集中が持たん!」と話すと、蝶野監督も「千原さんが来るとすごく現場が明るくなって……」とニヤリ。すかさず板尾が「最初はいいけど、そのうちうるさく感じだしたはず!」と突っ込むと会場は爆笑の渦に包まれた。
終始笑顔の絶えないアットホームな雰囲気の舞台あいさつとなったこの日、竹野内は「この後、映画を観ていただいて、改めて家族ってなんだろうと、感じていただけたらうれしいです」と観客に呼び掛けた。(編集部・森田真帆)
第1回京都国際映画祭は、よしもと祇園花月、イオンシネマ京都桂川ほかで19日まで開催