哀川翔に品川ヒロシもびっくり! 新作映画のタイトルを『のどぐろ』に!?
俳優の哀川翔が、自身の芸能生活30周年記念して製作される通算111本目の主演作『Zアイランド』の魅力を、自ら本作の監督に指名した品川ヒロシと共に語った。
第1回京都国際映画祭レッドカーペットに登場した『Zアイランド』哀川翔、木村祐一、品川ヒロシ監督
二人は16日に行われた第1回京都国際映画祭のレッドカーペットに登場し、来年公開される本作をアピール。この日は同時にタイトルも『Zアイランド』に正式決定し、品川も「これでやっと『(仮)』を取ってちゃんと宣伝できるようになったのでホッとしました」と笑顔を浮かべた。
本作の撮影は今年の6月3日から佐渡島で行われ、現在は仕上げの真っ最中。タイトルの『Zアイランド』の由来を二人に聞くと、品川は「佐渡島ってよく見ると、Zの形をしているんです。それはまだ公表できないんですが、もう一つ意味があって、この映画にはZにまつわる“何か”も登場するというダブルミーニングになっているんです」とニヤリ。
哀川はタイトルについて「実は俺もいろいろ提案したんだけど却下されたんだよね!」と話すと、実は「のどぐろ」にしたかったと告白。「佐渡島でのどぐろを食べたんだけど、すごくおいしかったんだよね。ほら『うなぎ』とかああいう感じで全然タイトルの意味がわからなくてもいいんじゃないかと思って!」と「のどぐろ」を一推ししていたそう。そんな哀川の発言に、品川は「『のどぐろ』は……、ちょっとやめておきました!」と大爆笑。「現場でも翔さんは、すごくいろアイデアを出してくれたので、面白かったです」と話す。
本作の監督を自ら指名したという哀川の、品川監督への信頼は絶大だ。魅力を聞くと「品川は映画が大好きだからわかっているんだよね。今回もそうだけど、台本がとにかく面白い。それにさ、俺が今まで出てきた任侠(にんきょう)映画のダイジェストかってくらい、冒頭で『仁義なき戦い』みたいなヤクザの名シーンがバンバン出てくる。すごいよな!」と大絶賛。「冒頭でそんだけすごいんだから、後半もすごいよね。絶対に面白い映画になるはず!」と太鼓判を押した。(編集部・森田真帆)
第1回京都国際映画祭は、よしもと祇園花月、イオンシネマ京都桂川ほかで19日まで開催